介護保険の限度額範囲内の訪問介護だけで、重介護者の生活を24時間365日支えられうように制度は設計されていません。しかし、ケアに係わるそれぞれの事業所(看護師やPT・OT)とご家族が連携し少しづつカバーすれば、生活を支えることは可能です。
リハビリはPT・OTといった専門職だけがやることと思っていませんか?1日30分程度のリハビリでの効果には限りがあります。ですから、日々のケアの中にリハビリ的な要素を組み込むことにより、身体機能の改善を目指します。
具体的には、車いすでの移乗する時に立位の体制を1分間保持するとか、生活の動作の中にリハビリを組み込みます。これも、PT・OTとチームを組むからこそ可能な生活リハビリなのです。
当事業所の特徴は、全てのスタッフが医療行為が必要な重介護のかたのケアを経験しているということです。
重篤な方の身体状況は必ずしも安定しないケースもあります。そのようなケースを数多く経験していることにより、緊急時の対応や医師や看護師との連携がスムーズにできます。